いこい治療院の医療
骨や関節の「変形」と「改善」は表裏一体です。
私たちの骨や関節は、運動や食事などによって毎日ほんの少しずつ作り変えられ「変化」し続けています。
悪い刺激が悪い方向(変形)に、良い刺激が良い方向(改善)に骨や関節を変化させていきます。
特に骨の成長が盛んな子どもの背骨は、ささいな刺激でも大きな影響を受けます。すなわち、悪い方向(変形)にも良い方向(改善)にも傾きやすいということです。
「変形しやすい」=「改善しやすい」
「変形が進行していく」=「改善が進行していく」
側弯は、早期発見・早期治療がとても大切です。
骨や関節の「変形」を治す原理原則
1.「原因」をしっかり見つける
2.「原因」を取り除き「改善」する方向に導く
3.「改善」するには時間が必要
時間をかけて作った「変形」はすぐには治りません。
気長に「改善」へ向けて治療を進めましょう。
院長経歴
「いこい治療院」院長
1960年生まれ、滋賀県出身
あん摩マッサージ指圧師、鍼灸師、理学療法士
10代、網膜剥離で長期入院を経験し、多くの優しさに触れ合う中で医療の道を志す。
81年、滋賀県立盲学校 理療科卒業
89年、大阪府立盲学校 理学療法科(現・大阪府立大阪南視覚支援学校 専修部 理学療法科)卒業
その後、病院のリハビリテーション科、老人介護施設などで勤務する。
94年、「いこい治療院」開業
東洋医学、西洋医学、構造医学の他、操体法や姿勢バランス調整法などを学びつつ、患者の命と健康を守る地域医療、老人や障がい者の在宅医療、無農薬米などの食や環境、子どもの心と体に関する活動経験などを通して、多様な視点から特発性側弯症について研究している。
2023年10月26日、新書出版
「特発性側弯症」の原因と治し方 装具と手術への警鐘