山田院長

当院の院長、施術と生活指導を担当させていただきます、理学療法士・鍼灸マッサージ師の山田です。

私の信条は、病で苦しむ患者さんを治療して治したい。そして、患者さんを「笑顔」にして幸せになってほしいということです。

もうひとつは、薬やカイロプラクティックのような一時的な症状の改善を目指すのではなく、ご縁のあった患者さんが最期まで無事に過ごせる、ずっと先の将来までも考えた治療をしていくことです。

患者さんは、一流。
治療施術は、本物。
スタッフは、頑固。
これが私の目指す「いこい治療院」です。

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鍼灸マサージ師や理学療法士の免許を取得し、病院の整形外科のあるリハビリテーション、小児の身体障害者施設、老人介護施設、在宅リハビリなどの研修や勤務をしました。

整形外科リハビリテーションの現場では、骨や関節が「変形」する側弯症や変形性股関節症・膝関節症などの患者さんを診ました。
長年、病院で通院治療されているにもかかわらず、変形が進行し、医師から「形が良くなる。痛みがなくなる」とすすめられて手術をしたにもかかわらず、ほとんどの患者さんは「手術をしなければよかった」と後で悲しそうな顔で悔やまれます。
それどころか、手術した関節や他の関節の痛みや変形、内臓の病気が、手術の後にでてきて、つらい思いをされ、涙を流される患者さんもおられました。そういう悲しい現場を何度も病院の勤務時代に見てきました。

そもそも、骨や関節が変形するのは、「原因」があります。その「原因」を取り除かなくて、良い「結果」が生まれるでしょうか。

例えば、機械が故障した場合、「原因」がわからないままで、いい加減な修理をしたところで本当に直るでしょうか。

骨や関節の「変形」する病気でも、必ず「原因」があります。変形の「原因」も考えず、その場しのぎのいい加減な治療を続けていたら、「変形」は進行するに決まっています。

「変形」のする関節は、背骨や股関節、膝関節などがあります。整形外科では、変形のある関節だけをレントゲンなどで検査し治療方針を決めます。
でも背骨は、背骨だけで単独で動いていません。腕や脚の動き、頭や骨盤の動き、呼吸など、いろいろな動きの影響を受けて変化しているのです。股関節でも、頭・背骨や骨盤の動き、膝や脚の動きなどから影響を受けながら動いています。
変形する関節に対して、整形外科で定期的に何年もレントゲン写真やMRIで検査したところで、原因はわからないままです。ましてや、原因がわからないまま変形の進行している背骨を無理やり装具で矯正しても良い結果がでないのは当たり前です。

患者さんの背骨・体の「ゆがみ」を20年以上真正面から取り組んできたからこそ解ることがあります。
例えば、子供達の背骨が曲がる「特発性側弯症」は、解剖・生理・病理学などの基礎医学はもとより、骨や関節の運動学・物理学、そして、人間発達学・生物学から社会環境学など様々な分野から考えないと「原因」は見えてきません。

広い視野で原因も考えず、ただ単に背骨だけを診て、「ここが曲がっている」「ここが傾いている」としか見ないで、押したり引っ張たりのその場限りの治療をしても、将来にわたっての良い結果は出ません。

「その子の背骨が曲がるのはなぜか?」と真摯にその原因と向き合い、真剣に取り組む治療をしないと、その子の将来に大きな悲しみを残すことになります。
自然界に生きる私たち人間も、すべて「原因」があって「結果」があることを忘れないで下さい。

私の大きな夢は、骨や関節の「変形」で悲しむ患者さんをなくすことです。そして、「骨や関節の変形する特発性側弯症、変形性股関節症・膝関節症、外反母趾で、装具や手術なんかした時代があったんだって」、という時代をつくることです。

沼井副院長

いこい治療院の副院長、施術と理学的検査を担当いたします、柔道整復師の沼井です。

私の信条は「喜ぶ者と共に喜び、泣く者と共に泣きなさい」という聖書の言葉にあるように、患者さんの気持ちに常に寄りそえる医療者であることです。

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側弯症は、女性にとって人生を左右する重いものです。

「まわりから変な背中だと思われてるかもしれない」と思い、心が不安定になります。特に10代の女性が見ための心配事を抱えていると、必ず自己否定の感情がうまれます。私自身もそうでした。
だからこそ、患者さんの心に寄りそい、治療にあたりたいと思っています。

私は国家資格である柔道整復師の免許を取得し、今まで総合病院のリハビリテーション課、老人保健施設、整骨院などで研修や勤務をしてきました。
様々な医療の臨床現場で働いてきて、本当に患者さんのためになる治療は、その場しのぎの対処療法ではいけないと痛感してきました。
きちんと原因を見つけて、原因に対して適切な治療を行うことが大切だと思っています。

真の治療とは、医療者と患者さんが同じ目標に向かって、共に歩むことではないでしょうか。
その中で患者さんからいただく「笑顔」が私の喜びであり、私のやりがいです。

施術補助

川上

ご縁があり、いこい治療院のスタッフとして働かせていただく事になりました川上です。 

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私は高校時代、柔道部の練習中に膝をケガして、一時期松葉づえと車いすの生活になりました。
その時は、部活ができない罪悪感と不安でいっぱいになりながら、病院に通いリハビリを続け、一年くらいで走れるようになりました。

今から思えば、ただケガの治療だけではなく、不安などの気持ちを取り除いてもらったからこそ、挫折することなく、回復できたと思います。
その経験から、私もそんな先生になりたいと思いました。

 いろいろな雰囲気の接骨院があり、いろいろな診療方針のところがあります。
マッサージなどの筋肉を和らげるところもあれば、矯正とかリラクゼーション的なもの…。
いこい治療院の身体の構造に基づいた治療法にふれ、一過性の対処ではなく、患者さんの人生を支えていける治療者になりたいと思います。

仏教用語の「和顔愛語」の言葉をモットーに、いつも「和やかな笑顔」と「優しい言葉」で、少しでも患者さんの不安を取り除き、患者さんに幸せになっていただけるよう頑張っていきます。

宮川

施術補助の宮川です。
ご縁をいただき、いこい治療院で働くことになりました。

以前は看護師として病院に勤務していましたが、いこいでは新しい学びを得る毎日です。当院にお越しくださる患者様方からも日々、多くのことを学ばせていただいております。

今日を精一杯、明日は得たものを活かしてより良いものを皆様の健康と幸せのために提供できる、そんな医療者を目指しております。

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初めていこいを訪れた頃、私は猫背でした。
昔からパソコンをさわるのが好きで、外出もせず、いつも机に向かっていました。酷い姿勢をしていても気にすることはなく、あぐらをかくことも、背中を丸めることも、自分が楽だと感じる姿勢を続けることも、悪いことだとは夢にも思っていませんでした。

しかし、いこいで学んだことを取り入れて、ものは試しと自分の姿勢を改め、歩数を増やしていくうちに変わったことがあります。

まず、体力と筋肉がつきました。
私は運動があまり好きではなく、ぽよっとした体型をしていましたが、体力と筋肉がついたことで以前よりも意欲的に行動できるようになりました。

次に、自分自身への評価が変わりました。
自分自身を鏡で見たとき、猫背の自分と、凛と背筋を伸ばした自分とでは印象が異なりました。まわりからも姿勢が綺麗だと褒められたことで、より自分に自信がついたように思います。

そして、陰気な思考から意欲的な思考へと考え方が変わりました。
私自身の言動が変わるにともない、まわりから返される言動も変化しました。それが自信につながり、より意欲的に。

このような貴重な経験を通して、私は「うつむいていては身も心も健康で幸せにはいられない」ということを実感することができました。

昨今、戦争や虐待、犯罪、SNS問題、ネット上の心ない書き込みなど、人の争いの情報をたくさん見聞きします。少なくない数の人たちの健康と幸せ、いのちすら軽視されているのを感じます。
相田みつをさんの詩「いのち」のように、私は医療者としておひとりおひとりのいのちを大切にできるよう頑張りたいと思います。